テロ事件頻発している時代なれど自縛露出それも極楽
「極楽は地獄と捩じれている」
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どうしようもない野郎と言われて犬にされ虫けら扱いそれが願望
振り返る余裕もなくて別れたる吉祥寺駅首輪残して
同朋衆隠蔽してきた秘儀待ちし美少年の赤き唇
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「馬鹿野郎と呼ばれるのも快感」
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忘却のかなたに霞む鞭音が震えとなりし古き宿なり
あることもないことさえも自慢げに語る親父の皺の深さよ
漆黒の闇を彷徨いたどり着く一軒宿は冬の支度
日焼した堅い背中が椅子がわりお勤めなれば首輪もつけて
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