羽子板が傾く居酒屋すきま風二人の客は寡黙のままで


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ファッションになぞられ流行競い合うどちらが先かそれだけのこと


大小を比べる話題に退屈し泥酔もなき帰宅のつきあい


シャツを剥ぎベルトを抜けば勃起した肉棒抜き出す儀式の始まる



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いっときの夢にすぎないひとり言汗のままに乳首噛みだし


泥酔の夜もあける安宿の商売女がさよならするとき