始まればいつかは終わる紛争の雇われ親父の機関銃乱射
「今のうち万葉集読んでおこう」
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ぱりぱりと煎餅分け合う農民が時代を語る村舞台かな
軽快な説明ならべて言い逃れだれもかれもがご機嫌時代
人生を重く語れぬ時代なりはったり親父金で勝負
味わいの深き言葉を組み合わせ懐石まねる新聞記事なり
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「下手も時代を語る」
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ワサビ田で花振りかざしては橋わたる首にまきし大仁温泉
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「ゲイ」の扉がひらく
「つぎは夫婦の開放なのかな」
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とりあえず「漢字造語」に仕組まれた新聞こだわり踏みつけてみる
強欲な自分に驚く震災のニュースあふれる駅前薬局
縦社会横に捩じられ歪みゆき子らの居場所とわれることなし
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表情がなき言葉までもならべたる県知事演説どこにとんでく
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ぐうたらと蔑視されるこのごろは丸亀うどんなじんできたか
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「平面絵画も終わりそう」
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スポーツ も営業なれば気合い入れ時代踏み越え鍛錬をする
クーベルタン踏み付け蹴飛ばし押し隠し企業に変貌味付け微妙
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「スポーツも仕事です」
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当たり前世間並みに埋没し苦にもされない日々になり
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人もなき半端ブログ閉じるころ月の終わり騒ぎはつづく
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「揚げ足取りの時代気分コレラ騒ぎに寒風が抜け」
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のどかなる進化批判のコンビニで置き去り不安の家族がありて
野の草を言葉に置き換え語るのもぎこちないかとため息をつく
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陽性に転移しているニュースあり技術革新凸凹のまま
ぎこちない造語乱発新時代理解不能あきらめ気分
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「どうにでも説明がつく時代の正義」
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禁煙のストレス蹴飛ばし闊歩する自分で生きるそれがいいかも
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大騒ぎ原因不明対処なしのどかな時代の携帯やり取り
怪しげなやり取り押し込み美化重ね万葉時代の石段のぼる
難解な業界用語で語り合う医者の賢さピストル乱射
ぶんだくりねっこに潜む聖戦がまくしたてる焦げ付き正義
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狭まれた美学に生きる饒舌なおじさんスナック常連世間
猥雑をまぶしつけたやりとりでとりあえずの夜をもりたてている
生真面目な仕事ぶりを誇示してるネクタイ緩めし角刈りおやじ
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お絵描きと短歌重ねる暇つぶし細菌蔓延どこの国かな
「細菌拡大・政治利用も拡大」
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野の花をめでる気分投げ出してマスクに走る短歌講師
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「原因不明のから騒ぎ押し込む相手もなき機関銃乱射」
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雨降りの地球を覆うコロナ菌ところかまわず無差別攻撃
予防策置き去りにして議論するテレビ戦略革新もなく
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「病原菌無限拡散続く夜トランプ声は行きどころなし」
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始まれば終わる流れのことわりを雪籠り宿がおしえてくれる
歪みたる倫理で支配の破綻なるか戦闘支配のむきだし時代
自己犠牲置き去りにしてむきだしの主張が残る二月もすぎる
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根っこなく屈折もなき戦後っ子屈折だけを食い続けており
約束をしたがるおやじもやもやを問いかけつづけるそんな夜がいい
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「春が来て野の草うたうお疲れさん」
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「成金自慢が通じるのもいっときのこと」
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暇つぶし退屈しのぎのお絵描きもそれなり続く二月半ば
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市馬聞く日曜朝のご機嫌は二時間かぎり雪降り至福
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とりあえず東京漂流覚悟する時代はでこぼこどうにもならず
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小理屈を並べ立てては振りまいて営業している時代の寵児
わめきたてシナリオどおりの展開で時間に収まるコロナ事件
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「たくさん書けば、吹き溜まりに何かがのこる」
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破廉恥な言葉ちりばめ歌作るご苦労様の週末散歩
春がきて宮沢賢治も浮かびくる友情超えた奥州の旅
成金で濡れ手に粟も面倒な横着おやじの気恥しさがいい
才人のなめらか歌もうっとうしい跳ね上がりできればそれでいいのだ
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「あっさりとコレラ菌が時代を塗り替える」
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生きている「あかし」といえるものでなく小遣い帳となるわがブログなり
頑張って成金商事にしがみつくそれも人生ありえるはなし
揺れ動く議論で終わる時代には胡蝶蘭の香りあふれているか
尊大さなれ合い議論ものどかなる令和の月は感染知らず
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暇つぶし退屈しのぎの歌なれど島津亜矢におよびもしない
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親切が凶器に代わる怪しさに身を置いている令和元年
「生きている年号がとっさにうかばない」
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親切をばらまくおばさん勘違い時代は変わり駄菓子もかわる
親切が通じていかぬ現実を嘆くこたつの午後三時
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「男と女の美の偏見は時代の流行なのか」
「幸せになってください」という奇妙な祝辞
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「しあわせ」をあるかのごとく語り合う俺の人生そんなものかも
とりあえず我が子第一語るのが安全地帯したたかに生きる人あり
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「生きていてくれれば、それでいい」
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「自分を憎まなければいい」
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白壁の大学病院横付けし順番無視の肝臓検査
頑張って大学病院入り込む白衣の親父弁当を食う
老婆おす車いすの景色けす改札口の黒き奔流
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無駄絵描きご機嫌親父の行先は常識片目の似たり寄ったり
「とりあえづ生きているそんな時代の気分」
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絵遊びで一日終える冬ごもり焼き芋ひとつ食べ残していた
暇つぶし退屈しのぎでうまらない老化防止のお絵描きとなる
ほどのいい盛り上がりとなるカツカレー俺の晩年そんなものかも
世間並仲間と一緒の線をひき言い訳してる趣味の会あり
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「破壊ない文学は退屈だから近づかない」
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お絵描きで半日こなす怠け者それ以上でもなくそれ以下もない
期待して頼りにするも方便と言い訳つける老いの方便
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