Entries from 2012-02-01 to 1 month

緊縛の乳首に絡む主の指激しくそしてしなやかになり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 多摩川に舞いし雪はただ淡く煙草の匂い残したままに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

鞭打たれ痙攣続くふくらはぎ恍惚に燃えわれは消えさる

この道は地獄ならばもろともに身を投げるもよし運命なれば

きょうもまた駿河問いの緊縛で打たれたる至福我だけのもの

放置され緊縛にされ座布団にしていただける汗の温もり  

・・・・・・・・・・・・ 馬奴隷いるかのごとく探したる無邪気親父の極楽もあり 熟慮させ常識物差しもちだせば世間のそれは浮草のまま ほおずきを頬張り歩く浅草は浴衣姿が馴染む軒並み 花菖蒲咲きたる池の八橋を渡る二人は手なれた手順

胸に残る縄目がいとしくなる夕べ燃え立つ竿を雪中にさす  

主を待つ蝋燭灯す土蔵にも月入り込む緊縛の影

鳶職の親方なるか逆吊りで放置したままかつ丼を食い  

噛まれたる乳首蠢く土蔵には解き放たれた奴隷の匂い 

・・・・・・・・巡り合いそして別れる宿命の稲穂の先の雫なりけり

願わくば緊縛のまま屈辱を与えたまえ更に激しく

ひれ伏した背に跨りて堅肉を打ちてくださるありがたきかな

鞭をもて我を打ちし主なれば恐れも消える恍惚のとき

太ももに縄をいただくときめきを竿の先から脳天まで

戸を開く気配に喉が渇きだし乳首がやわら堅く立ちけり   

・・・・・・・・・いびつなど気にもならないSMの不思議世界の色合いもあり自分などどこにもなくてなすがままされるがままの不思議空間恥ずかしい自分もなくて露出する当たり前さえ見当たらぬ夜動物を捨てて人を生きるとは同性婚は流れのままに