Entries from 2015-11-01 to 1 month

ドア開けて帰路に向かう男あり待つ人もなく行き先もなく

・・・・・・・・評論家つぎは消息品定め定番コースはそれまでのこと 群れたがる習性消えず消息を確かめあうもつきあいのうち ・・・・・・・浴衣脱ぎ褌一本親爺らが芽ケ崎の浜一直線になる

燃える秋遠く聞こえるうめき声蟲の声とはかくの如し

・・・・・・・・・ 青馬の季節を抜けて白秋の静けき里に落ち行く二人 いつのまに音信不通の二人には思い出もなく記憶にもなく ・・・・・・・・ 品定めしているような目つきして客を見渡すスナックマスター

自縛して挨拶すめば我が世界何でもうけきる自負がみなぎり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・売り出され行方も分からぬ親爺ありそれもありかあいつならば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

仕切り線置かれて生きる無縁さをばねにしている二人の関係

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いつの世も自分が真ん中常識人それでいいが口は閉ざせ 尻馬にのって評論暇つぶしもっともらしさのかけら…

馬になる願望かなわぬ人のあり愛媛で暮らす好々爺なり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 妄想を懐にするこのごろはリアルを越えた広がりがあり 不気味だと切り捨てられる女装趣味自分にな…

肉棒を舐めまわしては尻穴をくすぐっているそれでお終い

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 雪降れば山静まりて蝋燭の流れおちて呻き漏れくる 究極の願望なれば騎乗する日焼け親父と馬親爺 ・・…

奴隷なれば主を選べぬしきたりを語る人あり金属首輪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 鈴付けて所在を知らせる奴隷には自分がなくてすべては道具 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ぷりぷりのしまった尻をわしづかみ優しさ無縁の親爺の作法

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 少数派病気レッテル貼られては差別うけるいつの時代も ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夏立ちぬスキンヘッドの丸焼けの縄目欲しがる親父残して

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 弱い者苛めるようなやりかたはゲイじゃないとかそれもありかと 正義論語る人のスロットはどちらもどちら掌のうえ ふと腕を誇示する親父はTシャツに勃起はじめの短パン姿 ・・・…

カーキ色戦闘服に覆われし大胸筋の勃起乳首

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 快楽の道具となりていきてゆく日焼け親爺のどんぶり暮らし したいからそうするなどと言えるやつついていけるそんな髭面 ぷりぷりのしまった尻をわしづかみ優しさ無縁の親爺の作法 こちこちに…

ソーセージくらいつきたる海岸はケチャップ塗りて笑いも軽し

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 二度死ぬと思えることを幸運と思えど記憶霞のおくに 褌で歩きまわる露出狂ためらいもなく自信ありげに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

隆起した大胸筋を撫で上げて乳首含む二人の迷路

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 金閣寺映し出された幻覚が金箔緊縛そして何かが 肉まんをほおばるように乳首吸う餓鬼じゃあるまい手加減よろしく 煙草吸う楽しみさえも返上し長生き願う隙間もなくて 夕暮れは悲しくもあり燃え…

笑われて侮蔑の言葉を浴びせられそれがいいとつぶやく

・・・・・・ あるときは金襴緞子の衣装つけ女装もあります髭親父 裏切りと言うほどのことはなく面倒なだけそれが現実 ともかくも逢えることがありがたいその後のことは相談をして スナックは乱射あとの静けさが裸体男を労わっており

常識にしばられ覆われがちがちの親爺始める肉棒披露

「監禁という言葉の重い響き」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 始まればとまらぬ親爺の話題とは愚痴…

品定め大好き親爺が集まれば仕切り屋登場毎度のことで

「褌を解かれさらし者にされた」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上げ足をとって遊ぶ会話…

縄目さえ勲章にする髭親父日焼け太腕自慢たらたら

「饒舌は何にも伝えることができない」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人様の射精凝視の馬鹿親爺も変態ならば許されもする でか魔羅を見せた…

暮らしてる匂いもみせず気にもせぬ肥満親父の話題も退屈

「言葉のぶつかり合いから始まった」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 交尾して放出あればそれい…

夏終わる苛立ちあれど夏終わるあれもこれも波が打ち消す

「笑って暮らしたい」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 腐れ縁それもありて不可…

緊縛の色グロ親爺の乳首もみよがり声きくお茶受けもあり

・・・・・・・・・逢いたいと文字にすれば切なくて保存ボタンを押してる自分 馬鹿げてる同語反復気にしない段取りどうりの体の組みたて 吊るされた手首をさすり指からめ口づけするが儀式の終わり ・・・・・・・・ 命がけ軽薄言葉が空を飛ぶ微妙なやりとり…

マッチョだと自負する親爺の褌の白きをみれば瀬戸をおもおゆ

・・・・・・・・・ 呼吸する力もなくて喘ぎたる日焼け親爺の解放の朝 たとえなどつかわず言わず寡黙なる男になりたいそれだけのこと ・・・・・・・・・ 交尾するその段取りまでが煩わしい「やらせろ」世代がかき回す夜

握り飯頬張語り語るなれそめは紫紺の浴衣トンボの絵柄

・・・・・・・・ 不幸さえ測る物差し見当たらず言いたい放題偽善者どもよ どうにでもなれと言いだす潔さそれもなくてなされるがまま 交尾して二人で作る物語いじくり回しはいさようなら 山は秋月一プレイの約束も反故になれば悲しくもあり ・・・・・・・・…

乳首責め止むこともなく拘束の体の隙間風穴もなく

・・・・・・・・・・ 犬食いのしつけもありて愉快なり馬乗り調教あれもこれも 説明ができたところで怪しさが残ってしまう二人関係 ・・・・・・・細紐で肉棒縛り引き回す呻きも続く公園散歩 溢れ出る情念燃やし泣き叫ぶ男と男いったりきたり ・・・・・・・…

長続きするほど体力魅力ありゃしない二人の間に秋風が吹き

・・・・・・・・・ 柿みのる宿につけばいそいそと柱を探す馬鹿な二人 かちかちの大胸筋を盛り上げて奴隷威嚇の口髭親父 交尾して爆発を待つ導火線発火点までまだまだ続く ・・・・・・・・・・ 醜態といわれりゃそうだとこの体美学を語る隙間もなくて

その気ならなんでもかんでもかかってこい今が旬の色グロ親爺

「玩具にされたい秘めたる願望」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ テレビでは紅葉情報流してる闇夜のたわごと…

性慾はだれもが陥る勘違いでこぼこだらけそれぞれのもの

「記憶は増幅し変形する」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ つっぱしる疾走感がたなびいて鞭打ち乱打の絶叫飛散 泣き…

見られたい見せたい体に仕上げれば誰でもいいから触ってほしい

・・・・・・・・・・ 両足を吊るされ打たれ殴打され自分でなくて豚かも知れぬ 男なら耐え抜く根性見せたいとあれこれ試練並べてる馬鹿がいい ・・・・・・・・ 物語作れぬほどに萎えてきた終わることも物語になり

雨つづき全裸で吊るされ震えてる柿の木には奴隷しかない

「美しさとは向こう側の景色」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

幻想が幻想を生み増殖し四方に飛び散る汗の誘惑

「SM世界には愛など居場所がない」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ …

馬になり主をのせたる土手道に野菊咲いて嬉しくもあり

「物語は無限の広がり」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ …

紅葉の渓谷歩く髭親父首輪リードが固定されてる

「退屈が追いかけてくる」」 「そんなものさ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…