Entries from 2017-01-01 to 1 month

今日も雪明日もつづくの予報ありあいつはここまでたどり着くか

「がきじゃあるまい」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゲイ出自解説付けてどうになる後付けなどではないのと同じ 闇に咲く隠花植物それに似た裸族親父の勲章はどれ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

燃えている自分も体も燃えている燃えつきるま骨となるまで

「あいつは蒸気機関車だ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 終バスでたどり着いたねじろには猫一匹が居座っている ワイシャツのボタンはずして疾走すかっこつけの若者のそれ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

苦痛さえ快感にする匙加減鞭打ち一つに二人の呼吸

「鞭打ちの女王の傲慢それもいい」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

追い求め探しもとめてたどり着く極楽地獄どちらでもなし

ジャンケンで負ければ奴隷差し出して交尾を強いる闘犬例会 緊縛の日焼け親父を引き寄せて亀頭をいじる退屈な午後 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新宿は…

花好きな変態親爺と言われてもゆずれないものここにあり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 体裁を飾った優美なゲイ賛美無縁の井戸は泥まみれのまま それぞれにゆずれられない暮らしあり守りたい日々それもあるのだ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・…

始めさえ記憶がなくて豊穣の海に漕ぎ出す親父なり

「信頼が刻印を求める」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 女装して徘徊始める髭親父自分だけが自分の好み 命じられ奴隷の下に敷かれたる首輪手錠の筋肉奴隷 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

未練さえ見当たらぬままに別れたる元気しるしのM親父が行く

知識では説明できない変態を爆発させてごろごろと鳴く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 全裸にし匍匐前進命じればヤモリ親爺が湯気を出してる ・・・・・・・・・・・・・・・…

なぜかしら小橋建太がいいという白髪親爺のご機嫌好み

「痙攣はじまる悶え声が裏返り」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 饅頭を咥えて抜ける大鳥居うっすらみえるが馴染みの宿なり 担々麺二人で分けて温まる今日の終わりが明日の始まり ・・・・・・・・・・・・…

これからも重なり続くたわむれは綻び破れるそれもありか

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 武骨なる女装親父の鳩尾に鎌首もたげた怪奇蛇はい ハーレーで飛びだす親爺の口髭に湘南の風突き刺しており ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

罵りて反駁しかける二人には明日の交尾の前哨戦かも

「名前も知らぬ肌だけの付き合い」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「愚かなリーダーも賢い人が選んでいる」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 短パンをずらしてはいた親爺…

腹筋を拳でうてば勃起する奇妙な反応誰がしつけた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「いじりまわされ放出しいられても終わらない」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新人のお披露目ありのオークションおさわり自由のおまけもついて 酷使され愚弄混じりの命…

犬扱い騎乗遊びの物語膨らみちぎれ流れ去るころ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・薩摩焼それに似たる武骨者競売入札目玉になるか ブリッジで肉棒つきだす若者と無理ぶり自慢の金満親父 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「労働がつ…

何事もなかったような別れ方それもいいと言い聞かせる奴

「鎌首を細紐で括って吊るしておこう・それがいい」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 宅配で届けられた髭親父見ごろ食べごろ触覚もいい 食べごろの鮟鱇吊るしの親父なり乳首あそびがことのはじまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

まとも面ひっさけ歩く港町場末宿でことがはじまる

「時はゆれる。変態扱いも一時のこと」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 青空を見上げる那須の高原で露出するも久しぶりのこと 揺れ動く時代の鼓動を遠く聞く不戦の時代の乱れの至福 ・・・・・・・・・・・・…

連絡ない雪降る夜は切なくて自縛ゲームじゃどうにもならず

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「奴を箱詰めにしてお歳暮にしよう」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 海岸に漂着したるトランクが妄想拡げる房総の朝 逆回転はじめた男の軋む声気…

北斎が獅子描くごとく毎日を封じ込めたいブログ更新

「美しく平和を守るため」そんな言い方に感動するうすっぺらもいいかも ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「露出するのではなくさせられるのがいい」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

大雪のニュース流れる新橋のゲイスナックは閑散として

「笑わば笑え笑われることが快感になるのだ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・解説を付けたところでどうになる妄想起動それだけのこと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

後始末面倒ならばしないことはじめないことそんなこと

「欲しいものなら際限なく出てくる」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・短パンを突き上げもだえる肉棒に高速バスが出発告げる 望郷の思いに押されてバスに乗る仙台辺りは豪雪のころ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

仲良しや対等語る人あれど一番支配がいつも真ん中

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・言葉など捨ててひたすら侮蔑した目をそらさずにそのままがいい ロレックスちらつかせては会話する成金親父はそれしかなくて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

雪ふりて帰る道も埋もれたるこれから旅はいずこにむかう

「理不尽さが主従関係の真ん中」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・茅ヶ崎の海岸通りを闊歩するボーダーシャツの季節は終わる 隆起した大胸筋を誇示したるタンクトップはまだまだ続く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

捨てられて話題にもならぬ存在を自覚できず出港する船

「四つん這いになり鞭打ちをいただく。尻を突き出す体制崩さず」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・風抜ける暮らしに耐える淋しさを鞭の乱打が救ってくれるか ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

馬奴隷股間突起に刺激され死力を尽くし走り続ける

「雪中放置もいいかも」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一人生きこれから先も生きてゆく淋しさ抱えた奴隷のままで 何度でも何度でも言っておく飽きて退屈そこに流れる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれもこれも家父長制度の仕業なり子のないことは罪悪なるか

[「どうにもならない過去はないに等しい」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・きれいごと並べることもゲイの道お互いさまと意にも介さず迷宮に入り込んだ髭親父で帰路を探すつもりもなくて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

雪やみし温泉宿の飛び石に椿が落ちる朝のさやけさ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あることもないことさえも捻じ曲げて物語するマゾ親父あり 筋肉を盛り上げかたく絞り込む誰に見せたいいじられたい 「愛してる」薄っぺらいけど心地よい言葉のやり取り朝の挨拶 ・・…

雪が舞う青森港の桟橋に酩酊親爺の愚痴が流れる

「向こうからこちらがみえる。立ち位置で向こうがこちらになる。」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・願わくば人間便器それもあり人間椅子なら涙を流す腿太きバックサイドのゴリラ顔ベンチみてるいわくありげに ・・・・・…

夕暮れの居酒屋ならぶ北千住ここでであった親爺はいずこ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・怪しげな自分の中に彼を見る摩訶不思議なり欲情装置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

新らしき年の初めの空高く雪ふる里は静かなままで

「マッチョ親父、生きた彫刻にして飾りたい」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・むりやりの卑猥ポーズで固定して朝の挨拶させる日々なり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「遊び道具でいたい」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

海岸で首輪散歩の親父あり四つん這いで営業笑い

「美談は短命。恨みは一生」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雑巾の湿り気ぶつけるガチンコの痴話喧嘩それで終わりか ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

なにもかも瓦解するが定めとか怪しさむきだし縄は堅く

「愛という得体のしれない気分は危うくてつっかえ棒にもならない」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・天国の扉をノック気障親父デュランを語る三本足で ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「虚…

俺の地図破って捨てるそれもいい俺は俺であること捨てたのだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 湿りたる四角い言葉でくくりたる不毛地帯の隠花植物 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…