Entries from 2016-01-01 to 1 month

なぜだろう不思議さ解して煙草する夜の長さと膨張思考

「桜満開の恐れ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・突然の出会いもあるか業界に偶然あるか空は高い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「触れている・それが幸福っていうやつかもしれない」 ・・・・・・・・・・…

明日は雨それが気になるそれだけで交尾すめばボタンはめだし

「同じことの繰り返し・そんなものさ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 褌を剥ぎ取られてる無防備な熟年親爺素っ気もなくて 肉棒をさらせと命じるいじわるが勃起をいそぐ自分が不思議 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

老い姿自分で作る物語自分が素材で自分が演者

] 「永遠を信じるお人好し」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電車待つホームにあふれる魚群たち生きるタイプまぎれていないか あるがままなすがままで枠外す無軌道なれどそれしかなくて・・・・・・・・・・・・・・・・・…

伝承で学習しているセックスの物語さえ時代の子なり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ロック歌手不細工面であれこれと語れど視線はこだわりの渦 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

三年の月日が流れ倦怠の気分を引き連れ焼酎を飲む

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 骨太の現場監督だみごえで懇願をする真逆絵柄 玉ねぎを涙ながらにむいている言葉の呪文表向きなり 髭おやじ赤褌を締め直しお勤め体に仕立て直し ・・…

自分などどこにもなくて探すなど馬鹿げていないか・探すのは誰 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 冬なのに雪降る気配なきままに正月抜ける梅のニュース 言葉にて生み出している拘束を外すことがこれからのこと ・・・・・・・・・・・・・・・・…

好みなどあとで付け足す小細工と言いたいほどの衝撃破裂

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日高屋のラーメン半チヤ食い終えて握手もなくてさよならした夜 緊縛に熱ろう垂らす陶酔を抜けて男の底力見る 退屈な平成時代の申し子は評論続ける肥満体質 ・・・・・・・・・・・・・・・・・…

こんな夜は巨根自慢の髭おやじ体調不良が気になっており

「自慢できるものあれしかない」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 名刺などどうでもよくてひたすらに命令遂行それがお勤め ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

秋刀魚焼く貧しき家族の顔並べこれでいいのか振りむいている

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 俳句する宿はまだ先手を握る武骨な指は離しはしない 今はただ魚影の群れに追われたい海藻のもりは我が棲み処なり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

蝋燭の揺れる仏間に広がりし麝香の香り汗に交じりて

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 足からめ腕押さえつけ身動きができぬ乳首もみ上げている 南天を飾る軒先正月を忘れているか人影もなく ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

霧深き山に入りて絡み合う白い秋は幻影の中

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 運命を探しているかM親爺口ひげとりさり女装に猛進 世間体気にする周囲を置き去りに一人歩く孤高なる道 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

曼荼羅が導く極楽無縁なれど修羅の極道一直線なり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 狂気なる者に引かれて破滅へと邁進するかそれもあるかも 雪降れば雪で遊んだ温泉の歯型にのこる腕の記憶 絡み合う言葉もありて肌なじむ温泉宿の親爺ありて…

もう一ど乳首をかんでさよならを口にしたい未練がみじめ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 口ひげを鏡で整えご機嫌な親爺の魂胆ばれていないか 漁師顔剛腕なれど乳首さえ捕えておけばいいなりの馬鹿 世間並求めて上京した親爺自分の居場所はここ…

どうしろと言われたわけじゃないけれど土下座したがる奴隷根性

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 雪積る岩手山は壮麗な光引き連れ夕暮れとなる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・…

忘却の海に漕ぎ出し漂着の果てに消える砂の舟

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 物語書き散らしてはまた捨てる望み高きは犯罪なるか カシミヤのセーター馴染む親爺殿素肌見せる趣味はどうしたか 雲流れ軸が揺れて摩訶不思議男と女もどうにか…

真白なる褌先に飾りたる南天こおぼれる「たちきり」の朝

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 気合入れ河川敷で露出するそれなり体はまあまあなれど 褌を解けば猛獣飛び出して咆哮はじめるいかなる仕掛け ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

味噌ラーメン二人で分けた海峡の定食屋にも電灯がつき

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 妻子ある変態親爺の裏の裏語らぬならば聞かぬがよろし 語るべきこともなくなり顔合わせ苦笑いするバス待ち時間 囲炉裏端緊縛おやじを揶揄しては酒酌…

あれこれの消したい過去の記憶さえ懐かしくなり寒椿咲く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 手紙読む気力もなくて満月の橋を渡れど行く先もなく 落語聞く日曜午後なり暖かい奴隷枕の極楽もあり チャーハンを二人で分ける幸せが冷めたままで三年がた…

未練など投げ出してきた白い道これしかないが俺のやりかた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ メールなく一人自縛の戯れで朝を迎えるどうにもならず やつもまた居残り佐平次なぞってるゲイに生きる蝋燭の火 がっちりの奴隷を一匹買い求めいたぶり…

褌のきちきち締めは愉快なり解かれるほかに意味はなくて

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 親に似た口ひげ姿のM青年緊縛姿を見せたくないか 二の腕の強がり入れ墨新しく髑髏がらは何から守る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

褌の親爺こそは人気者引く手あまたあだ花なれど

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 笑顔さえ冬仕様なるスナックに人影もなきビールの泡沫 語り合うゲイスナック暇つぶし破廉恥なれどおかしくもあり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

記憶まで切り刻んで捨てる癖これから先も俺のやり方

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ バカ親爺それもいいかと口にする小さな小箱閉じたままなり まあいいかこれでいいのだそれもまた口癖なれば先は長いぞ 女装する泥酔親爺の解放区立ち寄る人なく光線もなく ・・・…

津軽路を六根清浄口にしてぶらぶら歩けど声もかからず

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ くたびれた靴下脱いで一呼吸俺の人生これでいいのだ 正月の気分は消えて煙草吸うただそれだけの時間が流れ ベランダでイス代わりにまたがられ俺は奴隷覚悟する朝 何もない何も起こ…

風車かざしてのぼる石段の麻柄浴衣裾が乱れて

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 四面楚歌もっともらさしさに打たれたる無念涙は落ちどころなし 正直に生きればぎくしゃく軋みおり親爺は無口それも知恵なり 吉祥寺虚構宇宙がきらめきて居場所なき子は買われて…

知性など放り投げて剛力のぶつかり合いでつながればいい

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 交尾するここちよさがすべてだと言い出す青年お手頃価格 殴り合い虐めあうことを真ん中に演じる二人怪しさの淵 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

過ぎ去りし日々まで消えてありがたし楡の木陰は風ぬけるだけ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 道楽の果てのど派手露出狂なんでもありか女装もいいか 咆哮の響きわたる雪山の絡み合いも灼熱地獄 ゲイ道の先達あれど本能でどうにかなるかそれはないぞ ・・・・・・・・・・…

傲慢な金満デブの下司親爺奴隷にされるそれもかなわず

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・葬儀車の通りすぎる過疎の町太鼓たたきはどこに消えたか ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

寒牡丹迎える部屋に匂い立つ観音緊縛火照り広がり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ フリースに着替えて営業この冬もなんとか越せるそれでいいのだ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

折りかさね裏返しては透かし見る身体言語の答どこに

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 雪深く戻りたいけど戻れないきれいごとなき温泉にいる ベランダで日焼けするのもしたたかな魂胆見える視線が痛い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

ぐだぐだと男探しの愚痴を言う祖国はとおき草原のさき

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 饒舌に誇張まぜこみ言い訳を並べて売りし海峡の村 シャツを脱ぎ意識目線を投げながら褌となる今日の演出 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…