Entries from 2015-10-01 to 1 month

屈辱も裏を返せば傲慢とにたりよったり夜が明ける

「楽しさは猥雑にあり」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 真ん中に交尾しかない記憶まで置き去りにしてときは進む ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

寂しいと言いたがるも情けない二人ならば何ができるか

・・・・・・・・・・ 褌を剥ぎとられては犬になり馬にもされる漁師のでか尻 支配され自分が自分でなくなるもありえる世界無限拡大 真っ黒な全裸姿で意味もなき丸太担ぎさらす日々なり

交尾してそれで終わる二人なら出会いのときめきそれしかなくて

・・・・・・・・ 二の腕を枕にして眠りたるラウンド髭の親爺二人 秋風が裸身を抜ける多摩川に放置されて二時間がすぎ

生殖の本能崩れた人の世はいつかほろびる自爆前に

・・・・・・・・・ 夕焼けを浴びるごとき多摩川に残滓残さぬ無念さもあり 正しくも確かなものなどありゃしないハンゲショウの葉の色に似て 交尾する肥満親父のその次は惰性を抜ける知恵もなくなり

節くれし漁師の腕で絞められる力づくの責めもありて

・・・・・・・・ ぎりぎりの達磨縛りに丸めこみスパンキングのこと始めなり 表向き男女に仕分けるこだわりも馬鹿げていれど馬に乗って

主の足おし頂きて見上げてる傲慢ささえ光る髭面

・・・・・・・・・・ どうにでも主の命なら我が身さえ危うきことも受けたい夕日 主帰る時間となれば鄙びたる温泉宿に未練の秋風

命かけ肌を求める二人には秋の風は記憶も残さず

・・・・・・・・・・ 漏れだした肉棒さえも消えてゆくSM段取り体内記憶 役たたずどうにもならない不器用が親爺奉仕の邪魔をしている 携帯で簡単言葉で会話する逢えるか否かそれだけのこと

仲間内隠語交わすスナックで品定めするどうしたことか

「吐くためではなく剥ぎ取られるためのビキニもある」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 身勝手…

再会の約束もなく別れたるゲイの出会いは悲しいものよ

「青い誘惑」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 独りでも生きて行くさ二人なら倍になるなど餓鬼のたわごと 呼び出されSMごっこに興ずるも胸の奥に退屈…

火花散る一瞬だけの幻惑に揺さぶらもするぶつかり合いもする

「次の満月の夜に」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ よりかかる暮らしもあれど同じ飯食う退屈もありほどほどの秋 抜けられる打算もあるからばたのしめるS…

露出する手ごたえあれば真夜中の三鷹駅までも駆けだしてゆく

・・・・・・・・・・ 体売る商売なれば汗みどろ腹筋割るも道具磨き 愚かなるSMバディの組み合わせ見通しもなく着地点もなく 血管が浮き出る日焼けの腕しばり血が出るほどに噛みつきたい 多数派にあれば正しいそれもありされど青い林檎をほおばるごとし ・…

終わりない屈辱さえもものたりぬ果てしないは命の物差し

「今の時代に生きている」いつも「とりあえず」・・・・・・・ 苦痛から逃げ出したくて絶叫し二日もたてば欲しくて吠える いたぶりも体が覚えた段取りが導く不思議勃起でさえも 物語生み出す泉枯渇して妄想世界もモノクロに褪せ ・・・・・・・・・・ 命令で…

多数派の常識駆使して責め立てた異端蔑視のおじさんどこに

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ テーブルの下で待機の奴隷犬おこぼれ頂戴それも御褒美 これからも同じ暮らしが狭くする自分の居場所どこにもなくて 気まぐれで予測…

これからの人生かけて奴隷とはいかなる宿命あやうい覚悟

「恥も身の内」「今の時代の決まり事砕かれとかされきえていくだけ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 売りだされ自己崩壊の物語演じてみたい親爺の願い 命じられ役立つ自分を演じれば捨てられることなき奴隷の魂胆 …

テーブルの下で待機の下僕なり何を咥える口を開いて

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 淡々と奴隷衣装を剥ぎとりて屈辱姿勢を捧げ奉る 椅子がわり土下座姿勢で迎えたる主重圧ありがたきかな ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「百年年前の奴隷制度の当たり前…

じいさんに売られた奴隷朝晩に鞭打ちうける吊られたままで

「置き去りにされた記憶」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・賑やかな若い時代を置き去りに独り暮らしでラーメンを食い下僕なる身分をきわめる願いあり屈辱作法完全服従何事も命のままにいたします不条理ならばなおうれ…

命令には無条件に従うと意気込み語る投稿を読む

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・我武者羅に肉棒突っ込む若者と苦痛に耐える親爺の絵がら古ぼけた柱時計が時告げる静寂切り裂くそれだけのこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

多摩川の繁みで咲ける鶏頭の赤きに負けぬ持ちモノ自慢

「何もかもが揺れている」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 馬鹿親父褌はずして跳ねまわるそれはそれで楽しみではある 調教の舞台を見せる誘いあり奴隷褌それに限る ・・・・・・・・・・・・・・・…

キッカーの祈る姿は神々しく官能世界にいざなう陶酔

「非情さは神宿る山」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ けむじゃらの赤銅色の腕なれば後ろ手緊縛転がされるまま 「漁師だ」と素っ気ない返事返してる首の日焼けは何を語るか ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

飽きもせずSMプレイに向かえども激しさだけはいきどころなし

「拘束されて解放の意味が与えられる」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 亀甲の二重縛りで転がされ海老責めうける現場監督 響き合う会話もなくなり寡黙なる自分に戻る秋はせつなく ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

不可解な自分を語る言葉さえ自分を裏切り暴走をする

「奴隷もしくは奴婢」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あるがままなされるがまま流れてく二人の月日はかえがたきもの 春画展ありのままを描きたる隠したものに陶酔があり ・・・・・・・・・・・・・・・・…

M親爺褌自縛の装いをコートで隠し劇場突進

「破廉恥とはほめことば」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これはこれそれはそれの世界なら邪魔されたくない邪魔したくない 突然に「脱いでしまえ」と命じられ「はい」しかなけど一気に勃起 ・・・・・・・・・…

馬鹿野郎消えてしまえと罵られうつむく親爺のマジおかし

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 宴会を獣縛りで盛り上げる奴隷もありて秋は更けゆく 日焼けした額に溢れる汗さえ似あってしまう親爺の胸板 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

勃起した肉棒縛りの快感に身をよじりたる目隠し親爺

親爺同士の不器用な口づけ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・熊親父獣しばりに吊るされて毬栗こすられ声も出せず自販機で全裸さらせど許されぬ硬直勃起いきどころなし・・・・・・・・・・・・・・・・…

ジャズ好きの露出親父の口癖は好きなことなら怖くはない

・・・・・・・・・・ 理不尽な命であればあるほど燃えあがる体の不思議自分の不思議 スナックでシャツを脱がされいじられるシナリオ通りの二幕の始まり ・・・・・・・・・・ 帰り道とうに忘れて振り返る気力も萎えるそれだけの秋 焼酎で乾杯そしてじゃんけ…

夢想する自分はどこにいるのだろう自縛している自分それはだれ

・・・・・・・・ もう一度哄笑あびて引退と語る親爺の褌は赤 ・・・・・・・・・ 首輪され引き回されてる河川敷御同業が先回りしており ・・・・・・・・ 土下座して命をうける段取りに露出親爺は震えとまらず

憂いだき里山にさく金木犀宴のあとの香り残さず

・・・・・・・・・ 与えられ求める道なら突き進む変態烙印それも引き連れ ・・・・・・・・・ 薩摩芋売るかのごとく扱われ悲鳴もだせぬ奴隷の作法 ・・・・・・・・・ 服を剥ぎ全裸にさせる段取りに年季を感じる親爺の親指

弱音を吐く余裕などありゃしない自分であって自分ではないのだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 焼き鳥の串のごとく突き刺しし官能狂気の肉棒もあり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・…

露出する変態親父の隠し味侮辱のふりかけ理解不能

・・・・・・・・・・ いいかげん馬鹿と言われて焼き焦げた肉棒めがけて平手打ちあり ・・・・・・・・・ 口挟む奴隷なれば鞭打たれ緊縛放置毎度のことで 褌を外せと命じて勝負する勃起具合で勝ち負け判定 ・・・・・・・ 馬鹿げてる変態親父の自虐劇自作自…

馬奴隷金木犀に縛りつけ握り飯喰う里は霧なり

・・・・・・・・ 生きている限りはついてゆくそれしか浮かばぬ桔梗さく朝 呼び出しのメール届く夕暮れの吉祥寺は一気に猥雑 ・・・・・・・・・ 馬鹿げてる夢と言われて振り返るそれはあるまい傷は深いぞ ・・・・・・・・・・ 月青く首輪填められ散歩する…