Entries from 2015-07-01 to 1 month
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 深き河とうとうとしてはてもなく清める如く流れさりゆく 清らかな愛もあると教え込む教科書通りの若き教師 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
「光の中を進め」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ M親父髭生やしても犬は犬首輪なくては朝が来ない 肉棒を踏みつけられても反発し燃え盛るだけいかなる魔法 うちにある物語生むエネルギー溢れてこぼれて奔流になり …
「頼えるものは自分でもない」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 得意げに変態体験語るやつ常識さえも物差しではなく 極太の巨根自慢の親爺殿それしかなくてもけっこうやれる 鞭打ちを望む親爺はただのデブ変態なれ…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ セックスの延長ばかりと揶揄してもどれもこれも根っ子は同じ 玄関で半纏羽織って出迎える白褌みせるが下僕の作法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 名誉などとうに捨てて生きたそれからさきも奴隷のままで 足腰を鍛えて立派な椅子になるそれがお勤め感謝のあかし ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
「雑巾志願」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 拷問は一時のこと終わりなき屈辱こそが我が身になじむ 鎖さえ二人を結ばずちぐはぐな音だけ重いSM親父 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 血が滲み条痕残る堅尻に蝋燭垂らす儀式は始まり あるがまま自分に正直そんなこと言いたくないがそれに近い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
・・・・・・・・・・ 尻穴に掟破りのソーセージつっむやつとかぶりつくやつ あれこれの注文押し込み投稿する奴隷志願それもあるかも
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 奴隷だと自負する男の大胸筋谷間が深くいじめたくなり 待つ人もなき独り夜の切なさは体突き刺し血さえなしに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
「サーロインステーキの食感に惹かれる」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 繰り返し押し寄せる波にあがな…
「試食できます」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 雲の峰栃の実もちを買い求め二人で分け合うオジサン二人 褌がお気に入りという髭親父肥満なれど好みはいろいろ 梅雨空を気にかけながら呼び出しの支度始める金曜日の夜 ・・・…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 独りでも生きていけると口にする主のそばが気持安らか 首輪はめリード結ばれ眠りたる犬に負けない犬を目指して ・・・・…
・・・・・・・・ あるときは流れのままに抱きあう力づくもいいじゃないかと 山頭火探すような日々なれど放浪癖は峠を越えず
・・・・・・・・・ なんとなく終わる予感がする晩は差引勘定するも悲しく それもあるこれもあるの気づきさえ湿り気の中抱擁の奥 褌を外して魔羅を比べてる羞恥心はトイレの棚に
・・・・・・・・・ 誤解する誤解のために誤解するそんな二人の揺らぐ関係 雨降れど傘もささずに渡りたる鉄橋長し逃げ場所もなく
・・・・・・・ 死にたいと思うほどのしうちうけ泣いて詫びる親爺ありけり 店じまいしたい気分が半分を越えることあり歩幅は狭し 「不幸だ」など冗談だって通じないどれもこれも因果の報酬
・・・・・・・・・ 語り継ぎそして消えゆく我が身ならそこそこ元気でわがままに 次の世は結婚制度も変質しゲイの認知も眼の前にあり 結婚をしなきゃよかったそんなこと語ることなき時代の気分
・・・・・・・・ 胸に触れ触手は乳首をさがしてるそこではないともがいているのに 見物人群れるステージそれなりがそれなり相手に射精の始まり 名前とか仕事も知らず交尾するそれだけ関係病気恐れず ・・・・・・ おかずにはいい体だとおだてられポーズさせ…
・・・・・・・・・ 注文の多い料理店それはそれ棚があればいくらでものせ がちむちが乳首責められ悶えてる拘束堅く勃起したまま ひとりでは生きられないなどの言い訳をまるごと呑みこむ親爺は昼寝
・・・・・・・ 交尾するただそれだけの人生もあってもいいか馬鹿げているか 泳ぎ込み日焼けをましてひたすらに主に仕えるそんなのありか
・・・・・・・・・・・ 串刺しにされるも本望絶頂の涙に濡れる親父とならば 淫乱を自負するほどの変態になりきれぬこそ天秤人生 腹筋を殴打されても耐え抜ける男自慢それも青春 ロッカーの親爺ビルダー観客を意識しながらパンツ脱ぎたり
・・・・・・・・ 右左体震わせもがけどもどうにもならない緊縛地獄 肉棒をしごきさらし交尾するただそれだけで一月終わる 多摩川の土手の繁みが土曜日の居場所となりしデブ親爺かな 「ありえない」などとよくいうよ「何もかも」があり得る覚悟
・・・・・・・・・・ 蘇る記憶もなくて亡き主を惜しで見せる名残の日々に 椅子にして座っていたい熊親父勃起肉棒手遊び玩具 緊縛も鞭打ち拷問なにもかも受けて立つとは元気なことよ
・・・・・・・・・・ ペット犬尾を振りながら腹向けてご機嫌伺いなれるかもしれない 何もかも初めるころは待ち遠しい過ぎてしまえばゴミにもならず
「目覚めの赤褌」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山里にカサブランカ咲きこぼ…
「しょせん、交尾」 「それにもっともらしさを振りかけているだけ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
「交尾の物語しか加えるものはない」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 不条理で不可解なれば生きているもっともらしさをこなごなにして 美しき日や…
「文月の手持ちぶたさ」「退屈もいいかも」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ああ五月泰山木の樹の下で絡みあい…
「股間がこうごうしい」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 見せものにされる屈辱あびることそれもありの裏返し…
・・・・・・・・・・・・ 愛媛には馬乗り変態すむという道のり遠く空は高くて 常識は百年後からついてくる蔑視差別もまだまだ続く さよならを交わす別れも古くなり挨拶もなき時代がうねり 夏椿志野花瓶に活けられて床の間にあるも隠喩なるか