Entries from 2013-04-01 to 1 month

大の字に吊られたままで乳首責め悶え苦しみ身をよじるだけ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主の指思いだせぬ夜は寂し乳首だけは蠢いており ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

首輪付け鎖ひかれて散歩するめまいまじりの陶酔があり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 馬鹿親爺変態だけで喰いたらずゲテモノに堕ちご機嫌である 結婚がなければ浮気ありえない不思議社会が暮らしやすく ・・・・・・・・・・・・…

桜散る山門を抜け湖で全裸をさらす爽快な朝

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 冗談にひっかけ語る願いごと股間に入りて奉仕すること 海辺には朝日のように輝ける青年群れる屈托もなし ・・・・・・・・・・・・・・…

足蹴され平手打ちされてこれでもかと罵倒される真逆もありか

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この波を突き抜けゆけば邪魔もなき極楽あると笑い飛ばし 中年のどこにでもいる肥満体あれこれ注文恥ずかしげもなく ・・・・・・・・・・・・・・…

愚かなる奴と誹られ蔑視され足蹴にされるそれがわが道

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 軽蔑が浄化されて蘇る摩訶不思議なる被虐会話 打たれても罵倒されても喰らいつきて乞い願いたる奴隷になりたし 飛びこめと命じられたらためらい…

怨みさえ飲みこまされる剛腕の主に食われる夢を重ねる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 湿り気が残る縄を束ねたる朝やけの浜番屋の一夜 色気などどこにもなくて緊縛の武骨な汗が蒲団をぬらし ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

鞭打たれさらしものの猿よりももて遊ばれたる娼夫でいたい

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 傲慢なラウンド髭のM男乳首いじられ悶絶の声 房総の菜の花広がる無人駅露出狂が昼寝しており ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

レンギョウが乱れ咲きし里山でかがり火揺れる祝祭の夜

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 房総の人なき浜を駆けまわる優駿になる春のひととき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

明けてなお緊縛求める体なり鞭音さえも身を引きつける  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 駿河問い被虐の極み人は言うなれど別れの儀式ともなり 駿河問い背中に漬物石を載せるとき怯え声は絶叫となり ・・・・・・・・・・・・・・・・・…

人もなき房総の里菜の花が光り緊縛馴染むころなり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人もなき房総の浜寄せる波全裸疾走これしたかった 東京湾横切る船に灯が見ゆる五月になれば逢いたくもなり 髭親父体裁整えズボン履く当たり前は酷さでもあり ・・・・・・…

いつのまにおじさん顔になっている満たされぬ夢諦めぬ夢

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ おじさんの胸と尻をさらしてはジョギングをする魂胆みえず 宙吊りで一本鞭あり10数え歓喜の絶叫混じる不可解 武骨なるぼこぼこ尻は赤銅色条痕さえもむき出しにして ・・・・・・・・・・・・…

新しき季節がゆれるそれぞれの道を歩むか春雨の中

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 見られたい苛められたいごちゃまぜの繁みに向かう変態親父 何もかも中途半端な人生が房総の海打ち砕いており ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・