Entries from 2013-08-01 to 1 month

乳首スイッチだけで電撃が走る体になってしまった。スイッチは自分で入れることは許されていない。

何もかも始まったばかり。鞭打たれる苦痛で真っ白になり湧きだす恍惚が体を走る。

日焼けした肌に首輪がなじむまで縄目数える日々が重なり

緊縛の拘束された苛立ちも陶酔もありまっ白な自分を感じることさえできない

調教が終わり一人徘徊している自分の胸の縄目に視線が集まる余韻もあり

怒りの目向けれども瞬時に跳ね返される目力こそ主のものなのだ。

挨拶終えれば、立ち上がる乳首さしだし、表情をかえることなく責め受ける。そんな作法になった。

積乱雲乱れる夜は浴衣脱ぎ主が顔出す気分になりて

「奴のからだはうちゅうとなる

藍染の半纏に身を包み、赤褌姿で片足膝で構えると主は機嫌がいい。

何もかも捨ててここまでやってきた後悔することさえ捨ててしまった。それでいい。

眠り込む大胸筋を揉みほぐし乳首いじりが助走となりて

「明日がある」 「気楽親父の土曜日かよ」

いつかはさめる。いつかは刺激もきえる、ならば、流れれば流れるまま。燃え尽きるまで。

汗まみれ汁まみれなる抱擁の夜よあけるな目覚めるな  

「隠したものが惹き付ける」