泣き叫ぶ暮らしを求めてついてきた他に道なし言い訳もない


「試食できます」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



雲の峰栃の実もちを買い求め二人で分け合うオジサン二人


褌がお気に入りという髭親父肥満なれど好みはいろいろ


梅雨空を気にかけながら呼び出しの支度始める金曜日の夜


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「お気に召すまま」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


変態と言われることにも動じない親爺二人に会話はなくて


気の利いた分別並べる親爺ありシシャモに似たる横顔である


麻柄の褌締めた髭親父披露目会で剥ぎとられており


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・