いくつかの夜を送りて髭深く傷跡さえも朦朧の闇


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まだ明けず手探り加減で肉棒を掴みてしごく朝の挨拶


雪が降る下高井戸の惣菜屋呼び込む声はあの夜の客


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短歌する仰々しさが身についた国文教師の風邪薬


短歌する嘘っぽさと過剰さを距離を置いて眺める教師




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