足首と腕に残る縄跡が主との名残り初夏の風吹く


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マゾ体質どうにもならず寝ころんで責め苦求める河川敷あり

略奪の響きまじる逃避行雪降る橋の足跡乱れ




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大菩薩仰ぐ温泉静寂に月光青く浮かぶ不気味さ

横殴り地吹雪強く窓たたく熱蝋地獄いつまで続く




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空回りしているような変態の思いこみも自己主張なるか