沈黙は愚か者の処世術言葉発してドジ踏むまでは
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「感謝する」中身の怪しさ気にもせずあいさつ代わりの気まぐれとなる
日焼けしてリング装着できあがり空っぽ親父の夜の始まり
まともとは小心翼々小賢しく周囲の視線で形にすること
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地図もないブナの荒野を歩くとき杖なき自分を頼るしかなし
よるべない日焼け漁師が身を寄せる卸し問屋が終の棲家
大会社グルになって不正するネクタイ締める自分をしめる
意味のある人生などありゃしないどこれもこれもトンボのごとし
ないはずがあった微妙さ裏切りも当たり前か桃の季節
変態を決める論理の物差しは多数のバランスそんなものか
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