尊大な駱駝顔した板前の殺意に震える包丁軋み


「恨みもでない別れがおしゃれのだ」

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手紙読む皮膚感覚も薄くなり落ちるだけおちそれからにしよう

ありそうな感性世界の優しさは打算時代の消色になり

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「美などの講釈はどうでもいいだ」

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長閑なる菜の花畑を抜けてゆく海岸線の露出命令

超えらない理不尽峠を鞭打たれ追い立てられる異郷世界

変態と嘲弄されるて波風は主とならば耐えられるかも

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