空高く恨みごとさえ消えて行く単純嗜好の短絡反応

「物語がすべての始まり、そして続く。」

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空を飛ぶ群れを追えない渡り鳥我に近づくそれは媚だ

ざらざらとひげが回る背中には夜光虫が奪い合っている

浴槽で迎える親爺に跨って凹凸を感じる五月はもうすぐ

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「永遠の愛・それも物語として面白い」

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バラバラの根っ子の先に生きている言葉の花もいつかは枯れる

裏切りや浮気でもない別れには涙もでない駅前がいい

半纏を羽織るやくざの出陣も金玉もっこりそれだけでいい

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