殴られるただそれだけで暮らしている刺青兄貴の喉ぼとけがいい



「奇妙な縛りで通と半端な宙づりにされた記憶」


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盛り上がるポロシャツごしに浮かびでる乳首いじり禁煙コーナー


春きらら多摩川土手で開陳の親父の宝刀充血はじめる


快感はどこにもなくて耐えているそれでご機嫌親父の休日


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「シャツに染み込んだ腋臭のにおい」



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燃えだした埋もれ火広がる廃屋に宙吊り親爺の悶えが響く


白隠の一気描き模す達磨絵に勃起ををつなげる親爺のむちゃぶり


饒舌なキャップ被る禿おやじあんたの人生見せかけだけだ



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