蔑視され罵声浴びる日々長く明けない夜はじっとしている


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吾亦紅風に揺れるご機嫌な多摩川土手午後三時のいろ


せんさいなはいりょ求める時代の子座布団温度のいたわりほしい


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文学賞分かち合いの慰めあいつぶしあいの季節まじか


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