馬鹿なことそれすら記憶の隅になくどうでもいいやそれでいいのだ
「解放区を行く」
「そこにあるじゃないか」
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忘れ去る上手さもなくしがみつく二人の日々は置き去りにされ
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「繰り返し流れていく」
「自分の人生そんなもの」
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燃え盛る炎の火照り浴びながら鞭打ち耐える奴の土曜日
日焼けした固い筋肉手枕に奴隷と眠る九月が終わる
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「それでいい、それでいいのだ」
「言い訳はいらない」
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快感の再現などはありえない限界越えて踏み潰すのみ
手探りの季節はすぎて言葉なくことが進む親爺関係
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「ずれがことの発端」
「理不尽さが始まり」
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露出する危さゆへに勃起する女装親父の不思議礼装
饒舌な若者語るタイプなどどこにもいない見ればわかる
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「絨毯代わりに使われる」
「湿り気がいい」
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あったはずあるはずさえも流れさり記憶も途絶え知る人もなく
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「皮膚感覚」
「俺の好みの基準」
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嘲弄と侮蔑の波間で揉まれたる奴隷の醜態食べたくもあり
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「気づかないように時間は流れ」
「どれもこれも価値を失うのさ」
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添い寝する至福の気分もそこそこに緊縛願う体に変貌
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「元には戻らない」
「戻りたくもない」
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変態と呼ばれる時代は失せてゆく当たり前が違和感も消し
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「冷笑が御褒美」
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