薔薇飾るしらじらしさも無縁なる清貧人生それもあるか

花筏絵にする親爺の里帰り」


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自己陶酔変身願望何もかも夢物語でもそれでいいのだ

帰る場所どこにもなくてスナックで男談義その繰り返し

やけくそも戦略となる出会いなり雨降るときは肩を寄せ合い

流れゆくきめの台詞も勇ましい体裁だけの親爺の背中


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