もう一度やり直したいと願えどもどうにもならない隠れたる月



「裏がある人でなければ信用できない。逆説が心地いい」


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湯気あがりときめき回る布団剥ぎ元気ぶるが目覚め作法

つり橋を渡る度胸もありゃしない老人居場所ゆらゆらとして


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「独りを恐れず・一人を楽しむ・それが真ん中」


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傲慢な筋肉親爺を飾りたるガラス窓に木漏れ日があり


剛毛を自慢している髭親父つるつるおやじが冷笑している


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「退屈が新しい体位を生み出す」


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あることもないことさえも語りたい滑舌親父がしきりたい夜

無理されて放置されてそれでなお痛められるそれが愛か


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